妊娠線 原因 仕組み

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妊娠線の原因

妊娠線を予防するためには、ケアをしっかりすることも大切ですが、まず原因を知ることが重要です。
妊娠線が出来る一番の原因と言えば、やはり急激に太ってしまうということが挙げられるでしょう。
妊娠をすると、赤ちゃんが成長していく子宮は、少しずつ膨らんでいきます。
そして、出産間近になれば、ほとんどの方は体験したことがないぐらい、お腹が大きくなります。
普通に考えてみて、いくらただの肥満でも、10ヶ月で臨月ほどのお腹の大きさになることはありません。
ですから、一見緩やかに大きくなっているように感じるお腹でも、皮膚は肥大についていけなくなり亀裂が生じます。

 

また、妊娠をすると、女性の体は自分と赤ちゃんを守るために脂肪を蓄積する働きが活発になります。
そのため、少し食べ過ぎただけでも、皮下脂肪がどんどん付いてしまいます。
だから、皮膚は余計に負担を強いられて、裂けやすくなり妊娠線を発症させてしまうのですね。

 

でも、妊娠線の原因は、太るということだけではありません。
妊婦さんはホルモンバランスが崩れやすい状態になり、肌が乾燥しやすくなります。
乾燥などによって刺激を受けやすくなると、体重増加と相まって、妊娠線が出来てしまいます。

 

そして、ホルモンの分泌も正常に行われなくなり、コルチコステロイドというホルモンが過剰に分泌されるようになります。
このホルモンには、コラーゲンの生成を抑制する作用があります。
また、ターンオーバーの低下も招くので、普段よりも肌の状態が悪化します。
コラーゲンが減少したり、ターンオーバーが低下すると、皮下組織の弾力が失われます。
つまり、弾力を失ってハリがなくなるので、余計に妊娠線が出来やすくなってしまうのです。

 

このように、妊娠線が出来る原因はいろいろあります。
どれか一つの原因を取り除くよりも、総体的に原因を排除していくことが大切になります。
妊娠線の原因を取り除いた上で、きちんと肌をケアをすれば、より効率よく妊娠線を予防出来るでしょう。

 

妊娠線のできる仕組み

妊娠線は、当たり前ですが女性だけに出来るものです。
しかし、実は男性にも妊娠線と同じ状態のものが出来ることがあります。
それが肉割れというもので、妊娠線は妊娠中に出来るから、肉割れがこの名前で呼ばれているだけなのです。
もちろん、妊娠線が出来るのは、妊娠による特有の原因もあります。
でも、基本的に妊娠線ができる仕組みは、肉割れができる仕組みと同じということなのです。

 

人間の皮膚は、男女ともに3つの層から成り立っています。
皮膚の一番表面にあるのが表皮で、次にあるのが真皮、そして最後の層が皮下組織です。
表皮は、外部の刺激やダメージから真皮や皮下組織を守っています。
そのため、伸縮性があり、ある程度の刺激やダメージは吸収するという柔軟性を持っています。

 

だけど、真皮や皮下組織には伸縮性も柔軟性もありません。
真皮は、弾力を保つためのコラーゲンやエラスチンを含む組織で、クッションの役割を果たしています。
つまり、真皮や皮下組織は、表皮の弾力性をサポートしているのです。
だから、皮膚が引っ張られてしまうと、その伸びに対応することが出来ないのです。
妊娠をしたり、急激に肥満になったりすると、皮下脂肪がついて皮膚が限界以上に引き伸ばされます。
でも、真皮と皮下組織はその伸びに耐えきれないので、弾性繊維が引き裂かれてしまいます。
この部分には、赤い線状のものが無数に出来、それが表皮から透けて見えます。
これが、妊娠線のできる仕組みなのですね。
だから、男性でも急激に太れば同じことが皮膚内で起こるので、妊娠線が出来てしまうのです。

 

普通に成長したり、何年かかかって太った場合には、このように皮膚組織が引き裂かれることはありません。
ですが、妊娠などのように、短期間で皮下脂肪が異常に増えると、皮膚はそのスピードについていけないのです。
そして、一度引き裂かれて死滅した細胞は、なかなか元には戻らないと言われます。
つまり、妊娠線がなかなか治らない理由も、妊娠線ができる仕組みを知れば理解出来るでしょう。